演劇

舞台「スモーク」を見てきた。
大学の友達に誘ってもらって。
客席は3列しかないちっちゃい舞台で、演者さんと目が合ってどぎまぎしたってくらい近い距離での演劇。
話の内容は同棲やら浮気やら不倫やら親子関係やらが絡んで難しかったけど、不思議とつまらなくなく、おもしろかった。

主人公が空き瓶に「空気」を保存していたのがおもしろかった。
彼氏と同棲し始めて1日目の空気。
初めてSEXした時のベッドの上の空気。
禁煙する前の最後の1本を吸った時の空気。
自分も他の人がみたら不思議に思うものを保存してたりしないか？とちょっと怖くなった(笑)

あと、主催者のあいさつ文がおもしろかったからメモ。
“嫌いな人と一緒にいると息苦しくなる。相手の吐いた空気を吸いたくなくて。
逆に好きな人と一緒のときは相手の吐いた空気をいっぱい吸いたいと焦るあまり普段の呼吸ができなくなる。
私たちは息をしないと生きていけない。きっといろいろな感情の伴った空気を少しずつ取り込みながら生活しているのでしょう。
狭い会場なので、演者と観客の間でもそんな空気のやり取りが行われているんですよ”